7月22日

金剛山ビールをつくってみた物語 その1

\金剛山ビールをつくってみた/
\ 物語その1 /

金剛山ビールをつくるにあたり、非常にたくさんの方のお力添えを頂きました。
本当にありがとうございます♪
とっても面白いエピソードがたくさんなので、

今日から3部作+おまけで、「金剛山ビールをつくってみた!物語」について紹介します♪

そうだ!金剛山の湧き水で金剛山ビールをつくろう!

と思い立ったのが、今年に入ってから。本格的には6月から動き出しました。

醸造は、運命的な出会いをした上方ビールさん
@kamigatabeer
に依頼すると決めて、
(※こちらの上方ビールさんのお話はまた改めてします)

ビール好きの南河内のメンバーに声掛けし、試飲会をしました。

上方ビールさんが出しておられる全種類のクラフトビールや、他のビールの試飲を繰り返し、味の方向性も決まった中、湧き水の輸送をどうすればいいのか?だけが決まっていませんでした。

金剛山の山の中から、1トンもの湧き水を、上方ビールさんがある大阪市内まで運ばなくてはいけません。

南河内でホップの栽培を始めている佐藤さん(富田林のスポーツ自転車屋バイスクルステップさん
@bicycle_step )に相談したところ、
「よし!10Lのいつもの湧き水汲むタンクで、100人で行きましょう!」
と本気で考え始めていました。
なるほど!!むちゃくちゃ面白い!できないこともない!?

別案で、上方ビールさんも、水のタンクローリーの専門業者を何軒かあたってくださいました。
いろいろ案が、進んで戻ってを繰り返す中、試飲会をしているときに、有力情報!
金剛山のお膝元、河内長野の駅前の老舗の酒屋さん「天野酒」さんが水のタンクを持っていらっしゃると!!

私の運営する、道の駅ちはやあかさか
@chiaka_michi
に、天野酒さんのむちゃくちゃ美味しい「甘酒サイダー」を置かせていただきお世話になっていたため、早速、西條社長に会いに行きました。
既に6月下旬に差し掛かろうとしているときでした。

醸造の時間を考えると、時間的にはギリギリ。
でも、水の素晴らしさ、自然の素晴らしさを伝えて、村に来て欲しい、そのためにビールづくり!と思っているんだから、湧き水でやらないと意味がない。。
これでダメなら、今年のビールは諦めようかな・・と思っていたら、

「あるで!いいで!貸したるで!」

ほ、ほんまですかーー!?

二つ返事!なんとありがたいことでしょうか。

お酒を売る大先輩として、素晴らしい後押しとアドバイスを頂きました!!

7月上旬。
水を汲む当日。
上方ビールさんから、志方社長と醸造家の南さんが2トントラックでやってきました!
そして、水タンクをトラックに積み込んでいきます。
ここは、西條社長自らが、スイスイッとタンクを載せてくださいました。

これから金剛山の山のてっぺん「水の杜」まで行くので、山道を登っていかなくてはいけません。
水のタンクはまるいから、水を入れて走ったら、むちゃくちゃ揺れるで!!と西條社長。

そこで、しっかりとタンクをトラックに固定するために、もう一台の軽トラに用意してきた、ありとあらゆる木材の中から、ベストな挿し木を選び、しっかり固定させました!
これで安心!!

あっという間に積み込み、出発~~!!

 

さあ、次はいよいよ、金剛山の自然の山の水を汲みに、水の杜さんに行きます(⇒次回 物語その2に続く。)

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今回、水の輸送にご協力いただいた河内長野市の「天野酒」さん
https://www.amanosake.com/
いにしえの風情漂う高野街道沿いに佇む、享保3年(西暦1718年)以来、創業300年を超え、河内長野の地で酒造業を営む酒蔵です。
純米づくりに秀でた蔵元として、酒通の皆様から非常に人気の酒蔵です。
そして耳寄り情報🌟
南大阪自転車推進協議会で進めていた(私も所属しています)、
南河内の自転車観光プロジェクト!
河内長野市商工会さんからの寄贈で、まもなくe-bikeのレンタサイクルが「天野酒」さんで可能になりますよ!
e-bikeがあれば、河内長野駅前から、道の駅ちはやあかさかや、金剛山にも楽々来ていただくことができます☆彡
天野酒さん、本当にありがとうございました。
天野酒さんの地酒を買いに、ぜひ訪れてみてください。
※飲酒運転は禁止されています。
※試飲会は、緊急事態宣言以外の時期に行いました